2019

滑り込み!間に合った!

1月

ジャニーズカウントダウン

そうか、ここからまだ1年しか経ってないのか…って思ったら、言葉が出てこなくなっちゃった。そもそも露出の少ない2人が、活休を経ての解散だったから見れないのには慣れちゃってるし、これまだ解散したって思ってないんだよなぁ。実感してない。でも、あのエピローグのインストからリアデライントロで泣き崩れたのは鮮明だし、バカーーーー!!!!!って本気で思ったし、楽しかった!!!ちょー楽しかったよ!!!って終わらせてくれたのは本当に嬉しかったし、なんと凄いステージだったかと思う。 嵐が5人で出てきた瞬間翔くん!!!ってなって(司会終わりで駆け付けるなんて絶対ないと思ってた。何の愛だよ)、滝つ4Tなんて好き以外の何ものでもないし、最後の最後、あれだけの短い時間だったけどやってくれて本当に良かった。その場にいれて良かった。  

・新春浅草歌舞伎 昼の部(戻駕色相肩、義賢最期、芋掘長者)

松也くんの義賢最期が凄かったなぁ。新悟くんの小万の立ち回りも迫力あって、がっつりお芝居見せてもらったあとの芋堀長者めっちゃ楽しかった。  

・新春浅草歌舞伎 夜の部(寿曽我対面、番町皿屋敷、乗合船惠方萬歳)

これはもう番町皿屋敷!隼人くん!かっこよかったぁ。あの怖さはたまらん。夜の部も三幕目が全員の舞踊だったのすごく好きだったな。   

・スリル・ミー 松下洸平×柿澤勇人

今年ナンバーワン。メモが残ってた。 "仰け反るとも違うんだけど物理的に後ろに頭が倒れてしまいそうな。 座席に背中を押し付けて 呼吸が浅くなる" とにかく圧が凄くて、完全に二人の世界を外から見ているのが分かるのに溢れ出てくる力が強かったことを覚えてる。必死に耐えてないと頭後ろにガクンって持っていかれそうで、そんなことしてると呼吸が浅くしか出来なくなってて、なのに後半に向かえば向かうほどエネルギーが強くなってきて、あんな体験したのは初めてだったな。よろよろのほうほうの体で劇場から出て、すぐ次の公演だったのにそこに居られなくて、ダメだ離れよう、って思ったんだよね。今思い出しても凄かったなぁと思う。松下私が怖くて怖くて、あんなに優しかったのはどこ行ったの!?ってなるのに惹かれて、でもあの私の怖さを引き摺り出してるのは柿澤彼なんだよな、と分かるとんでもない相乗効果。相思相愛なんて何言ってんだ、そんな生易しい感情あそこにはなかった。  

・スリル・ミー 成河×福士誠治

名古屋大千秋楽。改めてこの名前の並びを見ると本当によくやったな!?と思う。2018年、なんなら私の観劇至上でも、最もやばくてしんどかったといっても過言ではないこの2人のスリルミーは、東京大阪を経て"愛"なんてない孤独と孤独の話になってた。  

・SHIRANAMI  

 

2月

劇団四季キャッツ 

・ 唐版 風の又三郎

全くわけわかんないんだけど、夢中になってこの世界を見た。板の上にいる窪田正孝、無茶苦茶好き。ストンと自由で、奔放で可哀想で。六平さんにシャア!ってされたなぁ。笑   

・ラブネバーダイ

舞台美術の豪華さと出演者全員の歌の上手さが桁外れだった。どこか不思議でお伽話のような幻想がみえる世界観大好き。

   

3月

・ロミオ&ジュリエット

トチ狂ってる系キマっちゃってるマーキューシオな平間くん最高だな?まさか定点しすぎてどこでロミオとジュリエット出会ったか知らないとかじゃない。  

どろろ

鈴木拡樹凄いなぁー!ってなった。演者粒揃いでめちゃくちゃ良かったのに、演出のセンス…ってなったんだよね。同じような見せ方しか出来ないんならアクションも立ち回りもつまんないから削るべきだし、お芝居もっと見せられたでしょう?って感じ。いのうえさんやって。  

・空ばかり見ていた   

・ミュージカル・ガラ・コンサート

中川さんの歌の迫力は建物を壊す、が大袈裟でないということを知る。あれはヒビ入るって言われるの分かるわ…。宮本×田代の闇広やばかったなぁ。中川藤岡のジ・アザー・サイドを生で聴けたのはめちゃくちゃ嬉しかった。  

・三月大歌舞伎 夜の部(盛綱陣屋、雷船頭、弁天娘女男白浪)

奇数日だったので猿之助さんの雷船頭、幸四郎さんの弁天小僧菊之助。白浪五人男並ぶの、これかー!って分かって楽しかったな。  

 

4月

・笑う男

曲が好きだったなー。ストーリーはもうちょいブラッシュアップ出来そうな印象。この浦井くん良かったなぁ。  

・BLUE/ORANGE

3人芝居とは思えぬ怒涛の台詞に展開、目を白黒させてたらすっ飛んでいって何を見せられたんだ…?と茫然とする。これ最前列だったんだけど、近すぎて怖いってこれだなって感じだった。あまりにも速くて頭ぼーっとした。  

ピカソアインシュタイン  

 

5月

・キンキーブーツ

ローラ!あれは三浦春馬ではなくローラ。あんなにも演者本人が見えない役そうそうない。素晴らしかった。チャーミングで大胆で、それでいて繊細さを覗かせる。チャーリーを助けに、仕事を全うしに、あのランウェイに登場するシーン大っ好き。また見たいなぁ。みんなそれでいいのよ?って肯定してくれる作品。本当に素敵。  

レ・ミゼラブル

十数年ぶりの帝国劇場。懐かしいなぁと思うのと同時に、当時の自分にグランドミュージカル観に来るようになるよ、なんて言っても、エェー?ってなるだろうな。伊礼ジャベール、海宝マリウス、小野田アンジョルラスが観たくて行ったら、屋比久エポニーヌがめちゃくちゃ良くて切なくなる。エポはみんな見てみたかったなー。  

・木の上の軍隊

初日と千秋楽の2回観劇。松下くんの新兵は、藤原竜也の新兵より無垢で純粋で、可愛いんだけどそれが仇となるというか、憎くなる。微妙に絶妙にズレてる瞬間が上官を苛立たせるのが分かるんだけど、本人にその意図が無いことも分かる。島や周りの人たちが当たり前のように大好きで、そこが蹂躙されてく苦しさを持って、本土からの応援?上官、助けてよ、って縋るのに、信じさせてと懇願しながら諦めているのを覗かせるから、あんなにも切実なのに言葉を届けさせない怖さを感じた。もうね、言い続けてるけど、私は松下洸平が怖いんだよね。あんなに普通に板の上に存在してるのが怖い。だけど、飛行機の音は全く怖くないんだ。あれは、日常。これも実は作品から問いかけられてるのかもね。その日常、おかしいんだぞ?って。でも、日常だから。生活に、日々生きていくためには慣れてしまうほうが楽なんだ。いけないね。  

ハムレット

圧倒的岡田将生。将生はずるい。あのスタイルの良さに、顔の良さ、それだけかと思いきやとんでもない量の台詞を完璧に聴かせてきて、ハムレットの生き様を見せつけてくる。頭が狂ったと思わせる造形で可愛さを覗かせて、オフィーリアの死に泣きじゃくる。凄かったなぁ。  

恐るべき子供たち

子供が無邪気だなんて誰が言ったんだろう。邪気のなさは容赦のなさ。"子供たち"は恐ろしい。ギュッと近い空間で見られて良かったな。白い布の演出が印象的だった。  

 

6月

・黒白珠

初日、リピーターチケットで追加、アフタートーク付き、東京千秋楽と4回。今年はこれが最多かな。青木さんの脚本大好き。あまりにも期待して観に行ったから実は好みじゃなかったらどうしようと思ったんだけど完全に杞憂だったね。平間くんの光が大好きだったー。松下くんの勇のバカでどうしようもないんだけど憎めなくて聡いところとか、くるみちゃんの香苗の可愛さとか、お芝居の上手い若手と、どっしり支えてくれるベテラン勢がたまらなかった。風間さんのお父さんは最低なのに、どうしてか否定出来なくて、それは物凄く都合が良くてずるいのに、2人の息子にとって必要で、大きな背中だったんだよなぁ。  

 

7月

白鳥の湖  

・氷艶-月光りの如く-

光源氏が滑り出てきた瞬間「高橋大輔だーーー!」とミーハー心が騒ぎ出す。まさかフィギュアを見に行くことがあるなんてね。福士くんの繋げてくれた縁は、ホーム横アリでそれはそれは面白い異文化交流だった。もう福士くん×堂本さん衣装×立ち回りなんてご褒美!かっこいい!好き!ほぼ正面のスーパーアリーナ席と、ちょい斜めなスタンド席から見れたから演出全部堪能!って感じでめちゃくちゃ楽しかったー。ステファンランビエルのあの高貴な格好良さは惹かれる以外の何ものでもなかった。好きとか軽々しく言っちゃだめなやつ。好きです。  

エリザベート

今年の誕生日観劇は井上トート、愛希シシィ、田代フランツに成河ルキーニをプレゼント。豪華ー!歌が上手いー!もうルキーニなんて成河さんにやらせたら目が離せないに決まってるじゃん?って役だったね。芳雄さんを4列目で浴びるなんてとんでもなかったなぁ。  

 

8月

・MISSION ライブ

今年唯一のスタンディングライブ!歌の上手さに俳優スキルまでぶっ込んできた構成凄かったー。楽しすぎて飲みたい!ってなって突撃したのも懐かしいなぁ。  

エリザベート

古川トートも見なきゃ!と帝劇アゲイン。キャストが違うと関係性が違って見えるのも楽しい。  

・けむりの軍団  

・ブラッケン・ムーア

将生本当にさぁ…!と言いたくなる。ストンと変わる表情、熱さ。クラシカルなセットに衣装が似合ってて、素敵だったー。ミステリーなのかと思いきや、親友のお母さんを救う話だったのは意外だったけど、もう1回見てじっくり読み解いてみたかったな。  

 

9月

・秀山祭九月大歌舞伎 夜の部(菅原伝授手習鑑 寺子屋勧進帳、松浦の太鼓)  

・愛と哀しみのシャーロック・ホームズ

こんな柿澤勇人見たことない。本当に本当に見に行って良かった。あんなに可愛くて、落ち着きなくバタバタ動いて、それでもスッと鋭い眼をしたり、しゅんと萎れてみたり、あんなの愛せないなんて言えるわけなくない?柿澤くんの魅力ってこれか!って物凄い納得した。三谷さんシリーズものにしようよ、続きが見たいよ。  

 

10月

スーパー歌舞伎II 新版オグリ

隼人くんの小栗判官で観劇。ドあたまから出し惜しみなんてしないぜ!!!っていう演出の豪華さが流石この出演陣にスタッフ陣って感じだった。楽しかったー。  

オイディプス  

・最貧前線  

 

11月

・ビック・フィッシュ  

・ファントム 加藤和樹×愛希れいか

もともと城田エリックしかチケットを取ってなかったんだけど、これまでで一番かっこいい加藤和樹を見せますって言うから気になって気になって立ち見に滑り込んだんだけど、想像以上の以上に良くて良くて結果DVD予約までいきました。ハマりすぎ。全部キャリエールのせいじゃん…ってなるにはなったんだけど、エリックとクリスティーヌが凄く丁寧に描かれてるうえに岡田さんが上手いからそこに引っ張られすぎることなく切なくて哀しいに浸れるのが良かったんだろうなぁ。  

・吉例顔見世大歌舞伎 夜の部(鬼一法眼三略巻、連獅子、市松小僧の女)

莟玉くん襲名おめでとうございます!スッキリした立ち役良かったなぁ。連獅子初めて見たんだけどめちゃくちゃ凄かったー。染五郎くんの伸びしろが見える…また何年後かに見たい。  

・Q

すずー!と叫びたくなるくらいにはすずちゃんがめっちゃ良かった。また舞台やって欲しいなぁ。  

・ファントム 城田優×木下晴香

2階席から見たら照明の良さがたまらなかったー。城田演出信頼。そして晴香クリスティーヌに泣かされる。  

・嵐 5×20

ジャニヲタ至上でも3本の指に入るであろうドセンターアリーナ6列という良席にあやきちゃんと爆笑して、初めてのムビステ下めっちゃ楽しかったー!  

 

12月

・キレイ  

・Indigo  Tomato

大好きな作品。再演嬉しかったー。初演とは違うところで泣けたのが不思議で、でもそれが嬉しかった。この作品のもつ幅は広い。だからきっとまた演ってくれることがあったら違うところで違うような感情を動かされるんだろうなぁ。  

・劇団朱雀復活公演  

・タージマハルの衛兵

無茶苦茶面白かった。今年1番の舞台美術と照明の良さ。だけどあまりの絵面のエグさに気持ち悪さの欠片が引っかかって消えなかった。二万人の手を切り落としたあとの現場って。あれ、史実なのかな…怖すぎて調べられてないんだけど、どう考えても事実だったらタージマハル行けなくなるからずっとこのまま宙ぶらりんにさせとこうと思ってる。 成河さんも亀田さんも伝えすぎずに伝えてくれるのが本当に上手くて、こんな面白い戯曲なのにこの2人以外で誰が演れるんだろう?とすら思った。でも、色んな人で見てみたい。きっとやってくれると思ってる。  

風の谷のナウシカ

発表された1年前からそれはそれは楽しみにしていた新作歌舞伎。昼夜通し7時間何のその。腐海王蟲メーヴェ!でめっちゃテンション上がって、クシャナ殿下に平伏した。もうあの良さは言語化が出来ない。悲鳴とやばい無理やばいしか出てこない。本当に良かった。ディレイビューイング行くぞー!  

・神の子    

 

計42演目54公演。本当はジーザスクライストスーパースターもチケットがあったんだけど、台風で公演中止になっちゃったのは残念だったなぁ。全体的にはめっちゃミュージカル行った!って感じ。まさかこんなに楽しめるようになるとは思わなかった。これは来年も引き続き楽しむ予定。 というか今年、滝翼ラストステージで年明けて、その月末には今年のベスト(スリルミー松下×柿澤)叩き出してんだからその時点で勝利だし、そのあとの余生も怒涛に良かった!面白かった!が多かったのめっちゃ幸せだったな。今年もありがとうございました。来年も楽しく!よろしくお願いします。