2020

今年のは長いの。

なぜかっていうと自粛期間に中止になったり延期になったりした公演が多すぎて、何が中止になって何が見たくて何が気になってたか分かんなくなると思って4月くらいからぽちぽち残してたから。こんな年はもう勘弁して欲しいけど、楽しいこともあったから気持ち的にはいつもと一緒。

 

1月

フランケンシュタイン

12日ビクター・ジャック:柿澤勇人、アンリ・怪物:小西遼生

17日ビクター・ジャック:中川晃教、アンリ・怪物:加藤和樹

21日ビクター:柿澤勇人、ジャック:中川晃教、アンリ・怪物:加藤和樹

30日(東京楽)ビクター・ジャック:柿澤勇人、アンリ・怪物:小西遼生

えぐくて暗くて地獄で、余白と行間にいくらでも考察ぶち込めて、ぐるぐるぐるぐる本当に楽しかった。柿澤小西の共依存まっしぐらが最高に性癖だったな。あの東京楽の圧倒的な強さと伸びは久しぶりに呼吸がおかしくなるやばさで、ふらっふらになる演劇体験だった。この衝撃があるから劇場に行くことはやめられない。なかなか出会えないのも分かってるんだけどね。

 

・新春浅草歌舞伎

第2部 絵本太功記(尼ヶ崎閑居の場)、仮名手本忠臣蔵(祇園一力茶屋の場)

お年玉挨拶はみっくん。楽しみだったのにほぼ携帯の電源消してね、でがっかりしたな。でもそのみっくんの平右衛門と米吉くんのお軽が無茶苦茶良かった!米吉くんのお軽ちょー可愛かったの。んでもってやっぱりお芝居はみっくんがピカイチなの。あれはまた見たい。

 

デスノート THE MUSICAL

村井くんの月が予想を遥かに通り越して良かった。あのとんでも高音曲をあぁも普通に何でもないよ?ってスコーーーン!と抜けさせていくの凄すぎるでしょ。カンパニー全体の歌唱レベルも高くてノンストレスだったなぁ。あとはあれです、テニスが上手すぎる。本家で振ってた人違う!

 

2月

・二月大歌舞伎 菅原伝授手習鑑(加茂堤、筆法伝授、道明寺)

先月あんなに可愛かったお軽ちゃんが、今月は若き恋に駆け落ちる青年なのギャップで惚れる…米吉くん、立役もいい。あとあの腰元どちゃくそ可愛い!!!と思ったら莟玉くんだったの、我ながら流石だなと思ったよね。最終的には全て菅丞相の仁左さまに持ってかれました。威厳、迫力、素敵。

 

・システィーナ歌舞伎 NOBUNAGA

自担が復帰すると発表されて、行かない選択肢がなかった。放心して泣いて気持ち悪くなって、本当に好きなんだなと思い知らされる。次の日にはホテルと航空券を押さえ、チケットも確保。よくもまぁあのキャパを一般発売自力で取ったよな…執念だよな…。気付けば翼が隣に立ってる花道真横のとんでも席で、ヒィってなったんだけどあまりにも近すぎて泣くどころじゃなくて、でもカテコで愛之助さんに笑った顔がめっちゃ好きで嬉しかった。内容?壱くんの蘭丸最高でした。うちの推し!最高でしょ!美少年の仄暗さ!ヒリヒリするやり取り!立ち回り!てんこ盛り!

 

天保十二年のシェイクスピア

浦井くんに高橋一生でふうかちゃんか…と思ったところに燦然と輝く木場勝巳の名を見つけて行く!!!となった今作。大っ好きなの、木場さん。あの深く良い声で狂言回しなんて最高以外の何物でもなかった。惚れる。前口上だけで何人堕としたんですか紳士。基本的にシェイクスピアと仲良くなれないんだけど随所に台詞やら仕込まれてるのは面白かったし、高橋一生の三世次はめっちゃ良かった。あの居たり浮いたり消えたりする存在感不思議。浦井くんとふうかちゃんのイチャイチャは眼福。可愛い。かわいい。

 

と、二月は天保まではギリギリ観れたんだけど、ねじまき鳥クロニクルは公演中止の第一波を受けて見れずじまい。村上さん苦手だから正直そこまでやってるうちに絶対行けば良かったともならなかったんだけど、公演中止って波にのし掛かられたのがしんどかった。あと成河さん大好きな広大くんがめっちゃ好きだから、そこの共演は見たかったなぁと思う。成河さんと好きな子の共演が見れなかったの、去年のJCSもそうで(これは海宝くん)悔しいんだよなぁ。

 

3月

・アナスタシア

11日アーニャ:葵わかな、ディミドリ:海宝直人、グレブ:山本耕史、ブラド:大澄賢也、リリー:堀内敬子

25日アーニャ:木下晴香、ディミトリ:相葉裕樹、グレブ:山本耕史、ブラド:大澄賢也、リリー:朝海ひかる

本当は8日の木下×海宝×山本×石川を持っていたんだけど公演中止になり。とにもかくにも海宝山本が見たいの!!!という勢いで払い戻しになってもいいわ!と開き直って取ったのが11日のチケット。この公演に向かう途中で翌日からの再度中止と今日の公演はやりますってニュースが流れてきて、本当愕然としたし(ヒュッってなったよね)劇場入るまで本当にやる?やってくれる?ってハラハラした。心臓に悪いからやめよう…。 ただ、客席に入った瞬間から見える舞台を額縁のように飾る装飾とそのなかの幕に映るブルーに雪がちらつくような光、聖堂とエッフェル塔が本当に素敵で、わぁって声が出そうになった(っていうか出てたかも)。幕開きから本当に綺麗で贅沢で、幕が開いたことにもう泣きそうだった。なんてプロローグで感傷に浸ってたら海宝直人のスーパーエネルギーに吹っ飛ばされて違う次元に連れて行かれて、なんっっっだこの人は!?!!!?って衝撃受けてたら一幕終わったんだけど。あんなとんでもない拍手にショーストップ久しぶりだよ。話はもちろん、音楽、舞台美術が好みド真ん中でこの時点で再開したら絶対もう1回来る!!!と誓ったのでした。ということで25日、あと東京楽も持ってたんだけど(こうなったらディミトリ全員見る!と思って)公演中止になってしまったのでした。東京楽見れてたら遠山グレブ以外制覇だったのにな。でもこれ絶対再演するよね?してね?今回のキャスト揃ってね?スケジュール押さえて?少なくともアーニャとディミトリは全組み合わせ見るから!

 

・偽義経冥界歌

まさかのセンター最前で拝む。びっくりした。あんなに近くで斗真見たの久しぶり。カテコラストに1人で残って、バッと衣装翻して駆けていく瞬間がかっこよかったー。その、かっこいいで突き抜けた斗真ください。本編は何はなくとも黄泉津のりょうさんが最高に最高だった。最期鳥肌立ちまくり。あと友貴くんの立ち回り、ひいては動きが無茶苦茶好きということを思い知らされる。首の角度がたまらない。

 

3月は他に三月大歌舞伎、三月花形歌舞伎、ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンドを見る予定だったんだけど中止に。花形歌舞伎は悔しかった…勘九郎七之助、巳之助、壱太郎って顔合わせはなかなかない…!

 

4月

もともとチケットを取ってたのは白洲くんが降板になって代役で成河さんが入るよ、と言われたVIOLETだけで(ふうかちゃん見たいなーどうしようかなーに決定打がきた)実はほぼ観劇予定がないという珍しいことが起きていた。チェーザレは持ってたんだけど、そもそも自分の都合で行けなくなってたから、評判次第で滑り込もうとは思ってたけど。あとはWSSseason3(4/1〜5/31)はキャスト構成があまりにも好きだから(浦井/柿澤、加藤/木村とかダブルキャストじゃなくて普通に共演して)どこかで行こうかなと思ってたし、小西くんがファラオ王とか絶対ハマる絶対楽しいと思ってたジョセフも行きたいなーと思ってたんだけど、まるっと全部が飛ぶという状況になる。さすがに3月中で身構えてなるべく衝撃を受けないようにして過ごす術を覚えたし、正直慣れちゃったところもあるからそんなにショックも受けなかったんだけど、それでも見たかった!!!って大声出したくなる作品がないのもどうかと思ったよ。

 

5月

チケット取ってたのは赤坂歌舞伎(中村兄弟と獅童さんの組み合わせ好き。これはそのうちやってくれると信じてる)、ニュージーズ(京本大我見て聴いてみたかったんだよなぁ。広大くんはねじまき鳥から連続で見れず仕舞い)、ミス・サイゴン(東京唯一の伊礼エンジニア、海宝クリス回だったプレビュー公演)、ミュージカル・ガラ・コンサート(中川晃教ソニン、伊礼彼方、藤岡正明ってメンツがやばい。コンサートなら同じメンバーでやってくれるかなぁ、なんとなく望みはある気がしてるんだけど)。もう中止だろうなぁって状況が普通になってしまって、先の公演予定も出ないし、麻痺してきちゃった感じ。でも予定を1つずつスケジュール帳から削除していって、真っ白になったのを見たらすごく衝撃を受けた。何にもない。色んな配信が多くなって、ライブとか舞台映像の過渡期は越えて個人のインスタライブとかYouTubeチャンネルが増えたかな。個人のはね、正直上手い下手が如実に出てて、録音環境とか編集センスとか難しいなと思った。

歌舞伎座海老蔵團十郎襲名で3ヶ月連続公演がそれは豪華絢爛に開幕する予定だったんだけど全て延期に。5月は勧進帳が見たかったなぁ。團十郎猿之助幸四郎の並び。と思えば6月は團十郎玉三郎仁左衛門でやる予定だったんだからとんでもない。二人三番叟の猿之助勘九郎も見たかったー。あとは7月の助六七之助さんの揚巻!!!今度こそ1階で見る!と思ってたから次の機会を楽しみにしてよう。

 

6月

・MUSEUM vol.2 FLOWERS

小西くんの無観客配信ライブ。5月にあった弾き語りライブはファンクラブ限定だったから今度は見られるー!ってすごく楽しみにしてたんだけど、これが想像以上にめちゃくちゃ良くて、こんなに引き込まれてたのは久しぶりだった。何が良かったって言葉にしにくいんだけど、音が良くて、声が好きで、かっこいいなぁってぼんやり見てられて、だけど頭の中で色んなこと考えて、あーなんか頑張ろって思えたところかなぁ。特にライブだといつもそんな風だから、同じような状態になれたことが嬉しかったんだと思う。ピアノが入ってバイオリンとコントラバス?弦の入るバンド編成がすごい好き。なんて聞き心地が良いんだろう。歌ってる小西くんはアーティストのなかから役者が覗く瞬間があって、それがすごく良かった。芝居に飢えてる役者の色気最高。ほんと色気の滲み出る人だよなぁ。

 

もともとの予定としてチケットを持ってたのは芳雄さんのbyMYSELFスペシャルライブ。これ、発売が早かったんだよね。秋予定で調整中って言ってたのにまさかの来年5月になってそれいつ?すぎて笑った。 チケットの発売からそもそもなくなっちゃったんだけど、この公演中止のなかで1番見たかったのがある馬の物語。見たかった、ほんっとに見たかった。世田谷に住む気満々だった。だって成河さんに小西くんに桂ちゃんとか好きしかないもの。それが馬に美の象徴にファムファタールだよ?期待しかない。リベンジあるかなぁ、あって欲しいなぁ。 他にも6月は気になってた公演が多くて、ふぉ〜ゆ〜 meets 梅棒「Only 1, not No.1」とか(梅棒気になってたところになんつー良いコラボきた!と思った)、ヘアスプレー(これ発表1年以上前だったのにね。くるみちゃんと平間くんー黒白珠ー)とか。本当だったらめっちゃ詰め込みになってたんだろうな。

現実の6月は5月末に緊急事態宣言が解除されて公演情報がだんだん出始めて、そのなかには映像配信系とか新しい形のものも出てきたところ。情報解禁に飢えてたんだなぁって思ったのは、イリュージョニストの発表でめちゃくちゃテンション上がって、行く!!!死ぬほど行く!!!余計な買い物しない!!!って頭んなか全部「!!!」がついてたところ。いや、別にそこまで余計な買い物はしてなかったんだけど。心意気の問題で。あの「行く!!!」ってなったの久しぶりだった。すごい嬉しいんだね、あれ。

7月からは1幕形式とか、コンサート形式とか従来の予定とは違うプログラムだけど劇場を開け始める動きになってきて、なのに今度はそれが信じられない気がしてしまっていた。やっぱ長かったよ、この期間。しかも舞台とかライブとか、目の敵のように厳しいことばっかり言われてたし。世の中オープンなのに、自分の好きなものは何も解禁されないの、2月末から3月の惨状考えて身構えてはいたけどしんどかったな。

 

7月

Defiled

15日 ハリー:小西遼生、ブライアン:鈴木壮麻

23日 ハリー:成河、ブライアン:中村まこと

4ヶ月ぶりの現場!!!は、厳戒態勢、客入り30%制限、初めての朗読劇となかなかに緊張が高かった。あと行くまでのルーティーンが全く組めないのにビックリした。どうやってあんなに現場行ってたの、自分…。 いきなり成河さん浴びたら死ぬなと思って小西くんと壮麻さんのフランケンコンビから。朗読劇だけど、やっぱり声だけではない些細な動き、目の色の変化とか他の部分から立ち上がってくるお芝居が好きだったなぁ。小西くんのハリーは哀しい。この人をいつの時点だったら救えたのか分からない。救いを求めていそうだと滲ませるのが上手いというか、そう受け取りたくなるんだよね。成河さんのハリーはそれとは違って、たぶん救いとか求めてなくて、全部正気だし結末も分かったうえで物事を進めてて、だからこそ最後のちくしょう、って流す涙が綺麗だった。まことさんのブライアンは説得出来そうだなって思ったんだけど、強かったなぁ。 本当はVR配信も見たかったんだけど(加藤和樹×鈴木壮麻とか伊礼彼方×小西遼生役替わりとか上口耕平×加藤和樹とか)対象機種が手持ちになくてさようなら。普通にブラウザでのほうが視聴者数稼げると思うんだけどどうですか…(恨み言)。リアルタイムのみの配信も多くて、それは無理ーって結構なったな。年末にかけてアーカイブ付きが増えたのは本当に良かった。

もともとの予定として気になってたのはジャージーボーイズと四月は君の嘘。ジャージーボーイズはコンサートバージョンとして帝劇再開公演を飾り、四月は君の嘘はCD発売決定で歌そのものは届けてもらえるという嬉しい感じに。そのものまるっとなくなっちゃったのがスーパー歌舞伎ヤマトタケルかな。来年に延期されたけどキャストは同じだろうか。隼人くんと壱くんなんて見たすぎたし團子くんもいたし沢瀉屋は信頼しかないんだけど。ステアラでどう演出つけるのかも気になってたんだよなー。チケ代は高すぎて目ひん剥いたけど(特別席24.500円、一等席19.500円、二等席9.000円)。二等ならね、うん。後ろのサイドだったのかな。あそこの1〜4列なんて全然特別感ないというかステアラで前にどんな人が来ても大丈夫な見やすい席なんてほんっと限られてるし、マジで運次第という最低構造だから色んな意味で伝説にして早く潰そう。それとも1席空きだと見やすい劇場になりえるのか?うーーーん。でも結構普通に入れるようになっちゃったしなぁ。

あと7月は春馬が亡くなるっていう悲しい出来事がありました。一報が目に入ったとき、嘘でしょ?って、嘘でしたー!って出てくるんでしょ!?って思わずありえないこと考えて、でも事実の前には何も出来ないことがじわじわ浸透してきて、悲しかった。儚いね。選んだことに何かを言う気は全くないし、どうしても受け入れてしまうけど、別軸のところでは勿体ないって思ってしまったよ。だいたいこれからの一番の楽しみイリュージョニストだったんですけど!?どうしてくれんの!!!ってことは言わせ続けてもらうわ。これくらい許して欲しい。見たい役が沢山あったよ。 そんなイリュージョニストは11月に春馬の役を海宝くん、海宝くんの役に成河さんで演りますっていう発表がされて目ぇ飛び出るかと思った。そもそも激強メンツだったのに激烈鬼強かよ!?!!?

 

8月

Defiled

9日 ハリー:成河、ブライアン:千葉哲也

10日 ハリー:伊礼彼方、ブライアン:小西遼生

大阪公演が中止になっての博品館での追加公演。満を持して、というより覚悟が出来たのである意味本命の成河×千葉さんへ。あとは役変わりが見たかった伊礼×小西。全く違うもの見せられて、でもそれが面白かった。成河さんと千葉さんは戯曲に対してストレートで、とてもスタンダードな印象。やっぱ抜群に上手い。伊礼くんと小西くんはどうしてそうなった!?って感じで、こんなに共感出来なかったハリー初めてだよ。とりあえずいいから話を聞け。ブライアンな小西くんはラフな格好(軽く腕まくりしたシャツに足首覗くてろんとしたパンツ)で大変イケメンさんでした。

 

・LIVING-夏の心音-

そんな小西くんの無観客配信ライブ第2弾。浴衣!浴衣!カメラワークがめちゃくちゃ良くなってて、前回より更に大満足な配信だった。下からなめるように上がってくのとか、横顔とか最高だったね。1番可愛かったのが2日目昼の部のFAIRYSONG、1番かっこよかったのが2日目夜の部のCOMEAWAYかなぁ。2日間大変幸せな時間でした。アーカイブもだいぶ見たなぁ。

 

・MUSICAL BOX

柿澤くんソロ回を鑑賞。キャッツからのヘロデ王最高だった。あの歌い分けと声色使いに芝居が乗っかるの鳥肌もの。平方くんとのトークも楽しくて、この感じの配信はすごく好きだったなー。

 

9月

・VIOLET

4月に全公演中止になったものが奇跡の3日間のみ復活。本当は四方を客席が囲むスタイルだったものをプレイハウスで普通の形で上演。これは本当に四方囲むスタイルでギュッと見たかったな。

 

・ダディ・ロング・レッグズ

歌われる全ての情景が何の違和感もなく映像として浮かんできて、お歌が上手すぎてこわいってこれだった。ジルーシャが理想的な女の子すぎる。ジャーヴィスは不器用で空回っててばかだなぁって思うんだけど、会いにおいで、というラストが嬉しくてたまらなかった。

 

・ベイジルタウンの女神

 

10月

・Brilliant Show Theater

小南満佑子ちゃんと柿澤くんのコンサートを配信で。選曲がめちゃくちゃ良かった。ソロあり、2人もあり、大満足。小南ちゃん笑わせながらフォローしてくかっきー、とてつもなく理想の先輩だった。あれはずるい。ときめく。

 

・生きる

10日 渡辺勘治:市村正親、小説家:小西遼生

17日 渡辺勘治:鹿賀丈史、小説家:小西遼生

22日 渡辺勘治:鹿賀丈史、小説家:小西遼生

24日昼 渡辺勘治:鹿賀丈史、小説家:新納慎也

24日夜 渡辺勘治:市村正親、小説家:小西遼生

冷静に書き出して思うんだけど行き過ぎでは。というかよく行ったなぁ!?いや、なんか、劇場での演劇体験として物凄く良かったんだよね。初演の映像も良かったんだけど、生で観たときの満足感がすごくて、じわじわ、じわじわ浸らせてくれるのが気持ち良かった。そして小西小説家が死ぬほど好きだったんです、それです。この人の芝居、好みどストレートすぎて本当困る。何、その毎公演ナチュラルに変えてくるのに全く破綻させずに繋げていくの。ほんと好き。

 

・35MM:A MUSICAL EXHIBITION

 

11月

・フリー・コミティッド

伝説の成河さん1人38役復活。究極のソーシャルディスタンス!ってそうだけどそこぉ?前説に出てきてくれたりアナウンスも成河さんだったり、もちろん内容も前回より分かりやすくなっててそれぞれがクッキリ浮かび上がって本当に面白かった。これを普通に面白かった、って見せられるの本当凄いよね。とんでもなさすぎて感覚麻痺するけど、1時間50分1人で喋りまくってるの普通に考えて狂気だもん。

 

・生きる 千秋楽配信

カンパニーが地方でここぞとばかりに美味しいもの食べてるのに良かったねぇ!いっぱい食べてね!って思ってた。親? 鹿賀勘治・小西小説家と渡辺勘治・新納小説家の千秋楽を配信で。この公演を映像として残さないとか本気か!と思ってた東京公演だったからとにかく嬉しかった。あんなに演者が泣いてるカーテンコールも珍しい。大好きだったなぁ。

 

12月

・The Musical Day

上山くんを発起人としたミュージカル俳優さん企画のミュージカルフェス。なんといっても出演メンバーに好きな人が多くて強かった。エマちゃんのMC能力の高さに拍手。っていうか高いって分かったから芳雄さんとか好き勝手し始めたよね。普通に回せるメンバーに放り込まれた上山くんの図が面白かったわ。そんな上山くんのキッチュとか、西川くんの僕こそミュージックとか、コラボ企画もありなセットリストの組み方が良かったな。

 

・十二月大歌舞伎 第二部 心中月夜星野屋

今年七之助さん見てなくない!?って気付いたのと、星野屋の評判が良くてずっと気になってたから飛び込んでみたんだけど、これが大当たりでめちゃくちゃ面白かった。ゲラゲラ笑わせてもらって本当最高だった。

 

・Bittersweet Xmas

小西くんの無観客配信ライブ。今回はピアノとバイオリンの少人数編成。この編成好き。また新しい曲多いですねぇ!?って前半から後半は定番曲がたくさんで楽しかったー。ゆるゆるトークと音に癒されて満たされるクリスマスでした。

 

・INSPIRE 陰陽師

キャストが実力者揃いの豪華さなのにどう公式を読んでもトンチキでしかないな!?と思ったそのままの期待でいったら、これは近年稀に見るスーパートンチキパーフェクト舞台では!?!!?の衝撃で傑作だった。ジャニヲタ慣れっ子で大好きなやつ!しかも上手2列目という最高松岡広大ポジでアミュモバまじでありがとうー!白い紗に星がキラキラした袴風衣装(いやあれ袴でいいの?ほぼ上裸なのに紗のせいで逆にえろいみたいな)、長髪・前髪上げ・濃いめの化粧に朱色差し最高でした。ほんっと見るたびに上手くなるし、立ち姿の隙のなさ凄いし、動けば自在、視線使いの天才。

 

・This is 嵐 LIVE 2020.12.31

活休前ラストの嵐コン。4時間半身内とトークを繋ぎながら(フレンズ機能使えなかったんだよ!)笑って泣いて泣いてめっちゃ楽しかった。あんな泣く潤くん見たら無理に決まってんじゃんね。またリピート見るの楽しみだー。

 

 

現地が27公演、配信が11公演かな?

断トツでアナスタシアが良かった。こんなに好きになる作品に出会えて幸せ。座組がどれだけ変わっても観に行き続けると思う。まずは今年のメンバーで再演してください!

次点で曲・好き勝手な解釈考察が楽しすぎたフランケンシュタイン、演劇を劇場で観る良さをじわじわ感じられた生きる。というか、めちゃくちゃ小西遼生の年なんだよ。初めて見たの今年のフランケンシュタインだなんて我ながら信じられん。コロナ禍だからこその出会いだったなぁと思うし、本当に配信ライブが良くて楽しくて大好きになったから続けてくれたら嬉しいな。

今年もありがとうございました。また楽しい年が過ごせますように!